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代表挨拶

Message

私達は次代のキングメーカー、クイーンメーカーになります。

AIの発展がめざましく、便利なツールも毎年のように登場している中で、今後、今まで以上に可処分時間がどんどん増えていくと思っています。

さらに、コロナウイルス感染症の蔓延を機に、可処分時間の多くを自宅で過ごす習慣も広まり、自宅時間の過ごし方のバリエーションも豊富になってきました。


そんな中、自宅にいながらスマホ1台で様々なエンターテインメントを楽しめる状況も相まって、エンタメの供給側の人達の数も急増しているかと思います。

歌や演奏やダンス、その他特技を披露したり、自分が得意なこと、好きなこと、ハマっていること、などを発信する。

また、発信方法も、従来のテキスト中心の発信から、写真や動画、またリアルタイムでのライブ配信など、様々な発信スタイルから自分に合ったものを選びやすくなっています。


個人だけではなく、今や日本を代表する企業すら、営む事業の中で稼ぎ頭がゲームやエンタメ事業になっていたり、世界を見ても時価総額TOP10に入る企業が続々とエンタメ産業に参入してきています。

このような流れを受けて、 今後の消費活動において、エンターテインメントの領域はさらに主役になっていくことが想像に難くないかと思います。

私達はそんなエンターテインメントの世界で活躍する人や企業を創出しサポートし続け、次代のキングメーカー、クイーンメーカーになります。

推す人、推される人、双方の生活に彩りが出るよう、まず私達が、推される人や企業となります。

人間関係にも大きな変化が訪れており、リアルの人間関係と同じくらい、ゲーム内でのコミュニティとの繋がりが濃くなっていき、学校のコミュニティ、塾や習い事、趣味のコミュニティ、会社のコミュニティなどと同じくらい、もしくはそれ以上の時間を、ゲームのコミュニティの人たちと一緒に過ごしている人も増えていると思います。


そういう同じゲームにハマるそのゲームのファン同士のコミュニティが、毎日の生活を彩ってくれることも多いのではないでしょうか?

また、毎日SNSをウォッチしてしまうくらい好きな人や企業がいる方も多いかと思います。


投稿やライブ配信、オフ会、握手会やコンサート、その人が作ったもの、その企業が販売しているものにお金を使うことはその人や企業を応援することにも繋がります。

消費行動とは応援行動だと私達は定義しており、人は合理的な理由だけではなく、情緒的な理由、この人が好きだからこの人から買う、この会社の考え方や活動、創業に至った背景が好きだからこの会社から買う、など自分の「推し」から買いたいという欲求を必ず持っていると思っています。


推す人、推される人、双方の生活に彩りが出るよう、まず私達が、推される人や企業となります。

最後に私事を少しだけ、、、
私が最初に起業をしたのは25歳の時。
近親者が3年生存率50%と言われる不治の病であるALSにかかった事実を知り、死がこんなにも身近にあるものなのかと驚愕した結果、自分の人生を悔いなく生きたいと、数時間後に起業を決意し、2週間後には新会社で事業を開始していました。

ALSを広める活動として、アイスバケツチャレンジという大きなバケツに氷水をいれ、 それを頭からかぶる動画をFacebookに投稿するということがその昔流行しましたが、宇宙兄弟という漫画のシャロン博士という登場人物も、このALSという病にかかっており、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

ALSの患者さんの嘱託殺人がニュースを騒がせたこともありますが、全身の筋肉が衰えていくこの病の残酷さを忘れたことはありません。

話せない、歩けない、人工呼吸器をつけないと呼吸ができない、そんな状況に陥った時、自分ならどうするのか。

私のその近親者はALSの進行が奇跡的に遅いこともありますが、本人の本心はどうあれ、私の目から見ると本当に強く生きているように映っており、今でも私の良き理解者として相談に乗ってくれることが多いです。

なぜ、そんなに強く生きることができるのか。
つぶさに観察していたところ、ある一つの仮説が思い浮かびました。

病院に入院をせず自宅療養をしているのですが、日々NetflixやAmazonプライムなどで、大好きな韓流ドラマを見たり、日本の映画やドラマやアニメを見たり、漫画アプリで漫画を見たり、私達の運営する事務所に所属するクリエイターの投稿やライブ配信を見たり、日々とにかくたくさんのエンターテインメントに触れ、可処分時間をエンタメと共に過ごしていることで、それが日々の楽しみとなり生活を彩り、病に対してもプラスに働いているのではないかということです。

日々を無為に過ごすと人間ロクな事を考えないので、楽しみがある、ということが気持ちの面でも死から遠ざけているのではないかと。


エンターテインメントは、空気やガス水道電気、その他生きる上で生活に必須なインフラではないと思っていたのですが、実はそうではなく、エンターテインメントが人を生かすこともあるのではないか、と、そう思うようになったんです。

エンターテインメントの力って、物凄い!!

そんな気付きがありました。
そして、そのエンタメを通して、人や企業のファンになり、そのファンとなった推しへの好きという気持ちが日々の活力となり、同じファン同士のファンコミュニティが生活を彩ってくれる。

そんな思いを抱いた頃から、エンターテインメントとファンコミュニティの素晴らしさにのめり込み、エンターテインメントとファンコミュニティの掛け合わせワードとして、エンターファンズという社名が生まれました。

私と同じくエンタメとファンコミュニティが好きな仲間達と共に、これからも事業に邁進していきます。
これからのエンターファンズに是非ご期待ください。

代表取締役 中川拓哉