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できない理由はわかった。では、どうしたらできるのか

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できない理由はわかった。では、どうしたらできるのか

仕事を進めていると、勝つチームと負けるチームが出てくるといいますか、明らかに成果を出し続けられるチームや部署、部門と、目標未達が続くチームが明確に分かれてきます。 双方のチームのチーム長やメンバーの能力、スキルや知識にほとんど差が無いなと感じるのに何故なのか?と昔はよく不思議に思ったものなのですが、MTGを組んで話を聞いていると、わかりやすいくらいに違いを生む違いがわかってきます。 その違いの中でも最もわかりやすい点は、成果を出して勝てるチームは常に建設的で、どうやったら目標達成できるのか、次はあれをやろうこれをやろう、と推進していけるのに対し、成果を出せない負けるチームは、こういう理由でできません、これをしたらああなって無理です、などとにかくできない理由をあげつらい、自ら負けにいっている、ということです。 負けが続くチームも当の本人たちは全く悪気はなく一生懸命にやってくれているので、このちょっとした考え方のクセといいますか、ベクトルを変えてあげることがとても重要になってくると感じています。 チームを推進していける建設的な思考を1人でも多くが身につけ、それを社内メンバーや弊社が運営する芸能事務所、Vタレント事務所に所属してくれる方たちにも伝播していけるよう、邁進してまいります。 エンターファンズ中川

人当たりと人柄

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人当たりと人柄

引き続き採用活動強化中の弊社ですが、4/1からは新卒メンバーが入社してくれ、夏までを目処に中途で5-7名の追加採用に向けても面接面接の日々を送っております。 そんな中、特に意識していることは、抽象的な表現かもしれませんが「人柄」がいいこと、です。 人柄が良いと聞くと、パッと思い浮かぶのは、いつも笑顔でニコニコしていたり、話しやすかったり、そういう人を思い浮かべることが多い気がしますが、実は、それは「人当たり」であり「人柄」では無いのでは?というのが弊社の考え方です。 というのも、本当に人柄が良いというのは、相手の為を思うからこそ時には厳しいことも言えたり、自分の利益よりも利他で動けたり、必要であれば自分の苦手分野でも進んで学び組織に貢献できたり、そういう言動ができる人のことを指すと思っています。 表面的な人当たりの良さだけに目を向けてしまうと、実は自分が嫌われたくない、悪く思われたくない、そういう感情が強いだけで、利他精神とは離れた性質であったりするわけです。 どう見極めるのか、これがまさに難しいところになるのですが、ほんとうの意味での人柄の良さに目を向け、採用、教育、文化作り、を進めてまいります。 エンターファンズ中川

やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ

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やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」 旧日本海軍軍人の中でも傑出した名将としてとても評価が高く、海外でも広く賞賛されている山本五十六(1884年~1943年)さんの言葉です。 2024年絶賛採用強化中の弊社ですが、毎日沢山の応募書類を確認しながら、新入社メンバーの入社処理、オリエン、配属チームでの教育を行っていると、せっかく入社してもらっているので、活躍してもらうためにはどうしたらいいのか、役員、チーム長、メンバー同士で日々試行錯誤の日々を送っています。 中でも、新メンバーを担当することになったチーム長が1番四苦八苦しながら奮闘してくれていますが、マネジメントをする上で根底に持っておいてもらいたい考えがあります。 それは、マネージャーやリーダーは、必要以上に好かれようとする必要は無いが、尊敬される必要はある、ということと(昨年末のこのコラムにてこの内容を記載いたしました)、教える内容をまず自分が実際にやってみて、試行錯誤した上で、検証し洗練された内容を部下に依頼してほしいということです。 初めて行うジャンルの仕事だと、どうしても効率の良い進め方を見つけるまでに時間がかかることも多く、どのように進めていくのかのHOWの部分の練度を上げることも至難の技です。 実地経験を積んだ人の中途入社の場合はこの限りではないですが、そもそも何を行うのかのWHATの部分は役員やそれに準ずる上位レイヤーが考え、それを各チームに落とし、チーム長レイヤーがHOWの部分を考え、メンバーレイヤーがDOを担い遂行する、この流れをいかにスムーズに滞りなく行うのか、これを意識しております。 そして、DOの部分をうまく行えるようになったメンバーが、次のステップとして自分がHOWの部分を考えられるようチャレンジする。 最後に、過剰に不自然に褒める必要はないですが、上手くできているのかどうが、成長できているのかどうか本人が実感できるよう、質と量が担保されている場合は、なるべく率直にストレートに伝える、褒める、ということをマネジメント層は意識するようにしています。 今後、マネージャー、リーダーになる人材を育てていけるよう、採用とセットで教育体制を強化していきたいです。 エンターファンズ中川

給与、賞与、歩合、について

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給与、賞与、歩合、について

弊社エンターファンズもメンバーが増え、評価制度、役職手当、賞与基準、歩合導入、など会社の人事に関する決まり事をよりブラッシュアップしていくフェーズに入ってきました。 会社によって色々な考え方があると思うのですが、弊社の考えとしては傭兵のような成果だけを提供してくれるメンバーは雇用をする必要がなく業務委託契約が最適なので 正社員でジョインしてくれるメンバーには、苦楽を共にできるのか、今後会社へのロイヤリティを持ち合わせていけるのか、などを重視し求めていきます。 その上で、職種の属性に合わせて営業職が強く定量目標を設定しやすい職種には歩合をチームで動く性質があり、定性目標の割合が高い職種には賞与をとして使い分けていこうと思っております。 給与は、安定したパフォーマンスの質と量、メンバーへの働きかけ、などベースのパフォーマンスの高さと、数字には明確に現れてこない動きの面も加味し昇給減給の判断を下し、 賞与は、査定期間内のパフォーマンスの質と量、そして、定性的であったとしても成果目標ではなく行動目標は比較的定めやすいと思っているので行動目標の達成度を加味し定め 歩合は、ベースとなる会社へのロイヤリティがある前提でほとんど査定期間内のパフォーマンスの質と量のみで定める 今のところはこういう方針で区別しております。 さらにここに、昇格降格などの役職も絡んできますのでいかに最適な評価制度を策定するのが難しいか、ということがわかってきますが、 功には禄を徳には位を与えよ西郷隆盛 上記の考え方を指針に、功となる成果に対しては禄(金銭)を与え、徳、すなわち人としての総合的な成果や行動に対しては位(ポジション)を与えるという考え方で、組織づくりをしていくこととなります。 日本一の芸能事務所に向かって2024年も邁進してまいります。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 エンターファンズ中川

部下に好かれる目的で票集めはしないが、尊敬される必要はある

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部下に好かれる目的で票集めはしないが、尊敬される必要はある

人が増えてくると必要以上に上司の顔色を伺う人が出てきたりするものですが実は、上司は上司で部下に好かれようと票集めをはじめてしまう人が少なく有りません。 お金をもらって仕事をしている以上プロとして結果を出し続けないといけません。その点で、上司は部下が結果を出し続けられる人材になれるよう教育する責任を負っているわけです。 ※だからこそ部下を持つ人にはその分の手当や昇給などをすべきだと思っています。 そうなると、一時的には嫌われてしまったとしても時として厳しい言葉がけが必要なシーンも出てくるでしょう。 そんな時、必要以上に好かれようとする人は本当の優しさから逃げ、表面的に好かれたい一心で指摘できなかったり、何も言うこと無く自分が代わりにその仕事を片付けたりなぁなぁで済ませてしまうことがあります。 ただ、そういうことを続けていると果たして3年後、その部下は仕事がデキるようになっているでしょうか。 好き好んで嫌われたい人なんていないと思います。また、あえて嫌われようと言うことでも有りません。 でも、本気で相手のことを思うなら根気強く言い続けたり厳しい声がけを選択できるようなりたいものです。 そして、短期的に嫌われたとしても必要であれば厳しいことを言うべきですがその際に相手に声を届けるためには 部下から尊敬されているかどうか これが重要になってきます。 「◯◯さん、怖いけど、毎月目標達成していてすごいんだよな」「言い方うざい時あるけど、言ってることは合ってるし言われたことやれば結果出るんだよな」 こういう状態を作れていればどんなに厳しいことを言っても本気で相手のことを思って伝えた言葉は伝わると思います。 1人でも多くのメンバーを成長させられる人になりたいですし1人でも多くのメンバーを成長させられるマネジメント層を全社一丸となり育てていきます。 エンターファンズ中川

会社のフェーズ毎に求められる能力が変化していく

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会社のフェーズ毎に求められる能力が変化していく

これは男性に限った話にはなりますが、 幼稚園ーーー優しい人がモテる小学校ーーー足が速い人がモテる中学校ーーースポーツに秀でている人がモテる高校ーーーー(顔や雰囲気が)カッコイイ人がモテる大学ーーーー有名大学に通っている人がモテる社会人ーーーお金を持っている人がモテる このような内容を見たことがある人も多いのではないでしょうか。 「果たして本当にそうか?」と訝しんだことも有りましたが、とはいえあながちすべてが間違っているとも思えない。 歳を重ねるに従って女性から魅力的に思われる要素、求められる能力が変化していくのはどこか納得感があります。 実は仕事でもこのようなことが言えるなと思うシーンが多く資金調達をするようなスタートアップと、自己資金で回していく会社でも多少異なるかもしれませんが、 会社ができたばかりの最初期はとにかく数字を作れる営業能力、マネタイズ能力がバリューを発揮するように思います。 そこから少しずつ会社が大きくなり人も増えてくると仕組み化であったりマネジメントに秀でている人人を育てられる人が大きなバリューを持ちます。 更に大きくなってくるとファイナンスの能力が求められていき、バックオフィスと呼ばれる部門の重要性もどんどん高まっていきます。 よく誤読されているとも言われるチャールズ・ダーウィンの「進化論」ですが変化できるものが生き残れる、という誤読の最たる例のこの言葉ビジネスでは非常に有用な言葉なように思います。 自分の強みはそのままに会社のフェーズにあった能力を身に着け会社の成長に応じて自分も成長していく もっと言うと、会社を成長させられるように自分が先んじて成長していく このような意識を持って日々仕事に取り組んでいきたいと思っています。 エンターファンズ中川

過去を振り返り後悔するのは、その時よりも良い自分になれている証拠

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過去を振り返り後悔するのは、その時よりも良い自分になれている証拠

ふとした瞬間、過去を振り返って後悔することってありませんか?実は私は一時期、毎日のように過去を振り返っては後悔し、時を戻したいなと思っていたことがあります。※正直今でも稀に思うシーンはあります 笑 時を戻すことなんて今の科学ではまだできないのだから、後悔している時間ってほんとに生産性がなくて無駄でしか無いな、と何度思っても後悔が止まらない 笑 後悔しすぎてしまう自分を振り返って、その後悔してしまったこと自体にも後悔する、という悪循環にも陥ります。 どうしたもんかなぁと思っているときに「過去を振り返って後悔するのは、その時よりも良い自分になれている証拠だと思うよ。自分が成長したから、ああすればよかったなって気づけてるから。」という言葉をもらいました。 確かに、と。 それから何度この言葉に救われたかわかりません。後悔しそうになるたびに、あ、自分成長できてるんだ?って思えるようになりました。 人生一度キリ、悩んだり後悔している時間なんて、もったいないですよね。今、ここ、自分、に集中して、最大限楽しむ、やり切る、生ききる! 自分の道は自分で切り拓く。 エンターファンズ中川

人は変えられない、でも、変えるきっかけは与えられる

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人は変えられない、でも、変えるきっかけは与えられる

先日車を運転していた際、道路の左右に自転車に乗っている方々がいて進めず、一方通行の道幅の狭い道路ということも有り追い越すこともできないので、車が列をなしてしまっていたんです。 車道にはみ出して運転されている方もいたので、仕方なくクラクションを鳴らしたところ、年配の女性が怒鳴り立ててきまして。。。 何事かと思ったら「もっと大きな犯罪に鳴らせ、こんな小さなことで鳴らすな」「私のほうが年配だから私の意見が正しい」という趣旨のことを仰ってました。 どういう理論なんだ?と思いましたがどいてはくれたので車が列をなしている手前すぐ発進しました。 その後、いろいろ考えを巡らせまして、盗人にも三分の理、とはいいますが、あの方と言い合いをしても何も解決しなかったかもしれないな、と。 違いは違いであり、優劣では無いもののさすがにこれはかなりおかしくないか?と思うことって実生活上ではもちろん、仕事上でも意外とあると思います。 そんなとき、無理に相手に理解や納得をしてもらおうとすると思い通りにいかなかったときにかなりストレスを感じます。 そもそもで自分以外の人を思い通りにすること自体が無理があり相手の考えや行動を変えることはできない、その人が自ら変わるしか無い、できることは変えるきっかけを与えることのみ、変えるきっかけを与える努力を最大限して、あとは天命を待とう、くらいの気持ちがちょうどいい気がします。 神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とを授けたまえカート・ヴォネガット

仕事がデキる人は、きちんと謝罪ができる

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仕事がデキる人は、きちんと謝罪ができる

気持ちよく仕事をするために大事なことの1つに きちんと謝罪ができる ということが挙げられるかと思います。これは社内外、上司部下、どんな人とやりとりをするときにも言えるのですが例えば、期限が過ぎてしまった場合「〇〇を提出させていただきます。よろしくお願いいたします。」とだけ来ると、「え、期限が過ぎているのに謝罪も無しで普通に送ってくるの?」と思ってしまうことありませんか?「期限が過ぎてしまいすみません。〇〇を提出させていただきます。」と来れば、過ぎたことはアレとしても、特段そこまで不快な感情は出ないかと思います。 また、相手がミスをしたり、漏れがあったり、何かしらの不備があった場合、指摘して問題視するまではない些細なことでも、向こうから謝罪も無しに何事もなかったかのように仕事を進められると、気づいてないのか、気づいているけど謝罪がないのか、どっちなんだ?と訝しんでしまい、モヤッとした気持ちのまま仕事が進むことも意外と多いと思います。 細かいですが、頻繁にやりとりをする社内の人であればなおさら毎日気持ちよく仕事をする上で大事なことだと思います。 相手の立場に立ってちょっとした漏れやミスや期限超過でも進んで謝罪をしたり謝罪まではいかないまでも一言あるだけで仕事仲間との関係がより良いものになるかと思います。 そして、実はここが重要だったりもするのですが、謝罪がしっかり出来る人って、基本的にはいわゆる仕事がデキる人だよなと思うことが多いです。 分析するに、ミスが続くと、ミスのたびに謝罪をすることになりいつも謝っているような状況にあるので、麻痺してきたりミスに慣れが出てきたり、自分の優秀さを証明する必要が出てきたりして謝罪がうまくできなくなってしまうように思います。 逆に、いつも相手の期待を超える仕事をしたりきちっと仕事を進められる人はたとえミスをしても、そう頻繁にあることではないのでしっかり謝罪をして次に進もう、というマインドになりやすい気がします。 もしかしたら、国によって文化も違うかもしれませんが少なくとも日本で仕事をしている私達、そしてエンターファンズのメンバーはきちんと謝罪ができる人間でありたいと思います。 言うは易し、行うは難し、かもしれませんが行動は意志から始まる、本日からまた意識してまいります。 エンターファンズ中川

不機嫌は怠惰だ

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不機嫌は怠惰だ

自分で自覚は無くとも、仕事に忙殺されていたり、心に余裕がないと人当たりがきつくなったり、笑顔が減ったりしてしまうことありますよね。 不機嫌は怠惰 この言葉を本で読んだ時、ドキッとしました。 あ、ちょこちょこ不機嫌というか人当たりがきつくなってる時ある。自分。そう思ってしまいました。 男は度胸、女は愛嬌なんていいますが、男にも愛嬌はあったほうが良いわけで。。。 笑顔の人には笑顔が返ってくるし愛嬌のある人には人が集まるし機嫌がいい人には、機嫌が良くなる事柄が寄ってくる気がします。 不機嫌は伝染しちゃいますし、不機嫌な人と接するとこちらの気分も良くない。逆に機嫌がいい人と接すると、こちらまで気持ちが晴れやかになります。 ほんのちょっと意識して、自分の機嫌、に目を向けるだけで関わる人の感じ方が変わるなんてすごいことですよね。 エンターファンズの人たちって接していて気持ちいいですよね。そう言ってもらえるよう、日々、ほんの少し自分の機嫌を保つ意識を持ち続けていきます。 エンターファンズ中川