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やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ

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  • 考え方

やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」

旧日本海軍軍人の中でも傑出した名将としてとても評価が高く、海外でも広く賞賛されている山本五十六(1884年~1943年)さんの言葉です。

2024年絶賛採用強化中の弊社ですが、毎日沢山の応募書類を確認しながら、新入社メンバーの入社処理、オリエン、配属チームでの教育を行っていると、せっかく入社してもらっているので、活躍してもらうためにはどうしたらいいのか、役員、チーム長、メンバー同士で日々試行錯誤の日々を送っています。

中でも、新メンバーを担当することになったチーム長が1番四苦八苦しながら奮闘してくれていますが、マネジメントをする上で根底に持っておいてもらいたい考えがあります。

それは、マネージャーやリーダーは、必要以上に好かれようとする必要は無いが、尊敬される必要はある、ということと(昨年末のこのコラムにてこの内容を記載いたしました)、教える内容をまず自分が実際にやってみて、試行錯誤した上で、検証し洗練された内容を部下に依頼してほしいということです。

初めて行うジャンルの仕事だと、どうしても効率の良い進め方を見つけるまでに時間がかかることも多く、どのように進めていくのかのHOWの部分の練度を上げることも至難の技です。

実地経験を積んだ人の中途入社の場合はこの限りではないですが、そもそも何を行うのかのWHATの部分は役員やそれに準ずる上位レイヤーが考え、それを各チームに落とし、チーム長レイヤーがHOWの部分を考え、メンバーレイヤーがDOを担い遂行する、この流れをいかにスムーズに滞りなく行うのか、これを意識しております。

そして、DOの部分をうまく行えるようになったメンバーが、次のステップとして自分がHOWの部分を考えられるようチャレンジする。

最後に、過剰に不自然に褒める必要はないですが、上手くできているのかどうが、成長できているのかどうか本人が実感できるよう、質と量が担保されている場合は、なるべく率直にストレートに伝える、褒める、ということをマネジメント層は意識するようにしています。

今後、マネージャー、リーダーになる人材を育てていけるよう、採用とセットで教育体制を強化していきたいです。

エンターファンズ
中川